美肌水が抜群の保湿力を発揮

美肌水が抜群の保湿力を発揮

「美肌水」とは、私が皮膚の保湿剤として開発した「尿素グリセリン水溶液」のことです。
月刊の健康誌『ゆほびか』1996年11月号で初めて紹介されたときに、編集部が「美
肌水」と命名してくださいました。
『ゆほびか』で紹介する以前には、医学専門誌『皮膚科の臨床』(金原出版刊)で、「尿素グリ
セリン水溶液」として発表しています。尿素グリセリン水溶液とは、文字どおり、
尿素の水溶液にグリセリンを加えただけの、極めて単純な液です。
インスタントコーヒーをいれられる人なら、いつでも、どこでも、だれでも安価に簡
単に作ることができ、楽しく使うことができます。そのうえ、保湿効果は抜群で、さした
る副作用もなく、安全、安心です。
尿素入りの保湿クリームが市販されている今でこそ、尿素に保湿作用があることは広く
知られるようになりましたが、皮府科の世界では、尿素の保湿作用は昔からの常識でした。
今から訓年近く前、私が京都大学皮間科学教室で形成外科を習練していたときのこ
とです。外来診療の帰り際、川上八期先生(現・東北大学名誉教授)に、尿素入りクリー
ムの作り方を教えていただきました。私はその後、この尿素入りクリームの改良
を重ねました.かゆみを止める作川があるクロタミトンという薬剤を加えた尿素入りのク
リームを作り、これで胆者さんの表皮の乾燥を防いでいました。
しかし、これら尿素入りクリームを長期間使い続けると、いつの間にか効果が落ちてき
ます。私は、その原因がクリームという剤型そのものにあるのではないかと疑いました。
クリームの、あの滑らかですっきりした使川感は、水と油を混ぜてあるからです。そし
て、普通は混ざり合わない水と油を混ぜ合わせる仕掛けが、クリームの中にあるのです。そ
れが、界面活性剤の仲間である乳化剤です。界面活性剤は、水と油に代表される、なじ
みにくい物をなじませる薬剤です。身近な物としては、合成洗剤があります。合成洗剤と
は、人工的に作られた界面活性剤を用いた洗剤のことですが、合成洗剤といえば、手荒れの原
因や悪化因子になり得る物質です。
そこで、尿素だけの水溶液を作ったのです。あまりにもあっ気なく簡単にできてし
まったので、手元にあったグリセリンも加えてみました。グリセリンも、古来からよく知られて
いる保湿剤だからです。
こうして出来上がったのか美肌水です。この美肌水を実際に肌につけてみると、予想以
上の保湿効果があることを実感しました。
そして、『ゆほぴか』で美肌水を知る人がふえるにつれ、当初の目的であった保湿効果
以外にも.シミか消えた、シワが伸びた、果ては痔が消えたなどという報告が、私の元に
続々と寄せられるようになりました。
美肌水を試されれば、3日と待たず、その際立った効果を実感されるはずです。

 

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